サンタオブログ

サンタオのブログです。普段あまり人に言えないけどよく考えていることを吐き出しています。

意識の高い友達と久々に再開した話

僕の友達には意識が高い人がいる。それはいわゆる「意識高い系」かというとそこまではなくて、嫌味もない。

そんな友達が1年数ヶ月の海外旅行から帰ってきたので、久しぶりに会って話した。

彼の話は僕の知らない分野の話が多くて、「へー」「そうなのか!」という驚きや新しい知識が頭に入ってくる喜びをくれる。

しかし、僕は彼と「会う日」が近づくと、なんだか少し気が重く感じるのだ。

自分なりに理由を考えてみたけど、彼の話は意識が高い故に、意識の低い僕のコンプレックスを刺激してしまうことが原因のひとつにあげられると思う。

世界を視野に入れて楽しい場所や楽しいものに積極的に触れていく彼。かたや僕は特にそういう欲求がなくて、縮こまったような生活。かといって縮こまるのが好きというわけでもない。そんな気分をこちょこちょとくすぐってくることが彼と話すとなんだか落ち着かないひとつだ。

もう一つ原因を考えると、多分経験や知識は多いが、それを話すことが淡々としすぎているんだと思う。エキサイティングな話方をあまりしないのだ。

僕は昔からお笑いが好きで、何かにつけてお笑い芸人の話を聞いていることが多い。

だから話す時に、起承転結とかどこで笑わせるかとか無意識に考えながら話したりするんだけど、彼にはそれがないんだと思う。

なんでかなーと思った。そこで気づいた。人生の何に時間を費やしたかだなと。

僕がお笑い番組を見てる時に彼は日経新聞を読んでいるのだ。それは僕の知らない知識があって当然だよな。

もちろん、何が好きかということは人との価値観を構築する上で重要なもので、それが彼と僕とで違う故に、なかなか心地よい時間を作ることは難しいかもしれないけど、どうにかしてうまく彼と話ができるようになりたいと思う。